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サラリーマンが副業で創業融資を獲得できるか

人生はマルチステージへ

キャリアプランを考えるうえで『ライフ・シフト(100年時代の人生戦略)』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)という本では、長寿社会を迎えて従来の固定的なライフステージから、多様なキャリアを経験するマルチステージの人生へ変化するとの予測が書かれ話題になっています。
また、働き方改革の実現に関する政府の見解の中で、副業または兼業について容認される方向となっています。その流れの中で、副業(複業)を解禁する企業も出てきて、職場での肩書を捨てて《素の自分》がどれくらい稼げるのか実践する人が増えてきました。

副業で創業資金を調達できるか

結論から言います。
公庫等から創業融資による資金調達は可能です。

ただし、現在の身分はあくまでも会社員ですから、リアルなお店を経営するなどということはあまり現実的ではないですね。サラリーマンができるのは、就業時間外に業務を遂行できる分野に限ります。具体的には、ネットサイト運営の業務委託や、通販事業、ネット広告事業といったところでしょうか。知識やスキルを売り買いできる《ランサーズ》や《ココナラ》というサイトもありますね。
当事務所でも、そういったサラリーマンの方の副業の創業融資案件をお手伝いした実績があります。

まずは実績つくりから

副業での資金調達が成功するには、すでに副業での利益が一定額以上になっていること、が求められます。
一定額以上というのは、融資の返済が可能な額のことです。
例えば、300万円を5年(60回)で返済すると元本の返済額は月額5万円になります。300万円の資金調達なら月額5万円程度の利益が出ていることが要件になってきますね。
そして、300万円の資金調達で副業をどれくらいの規模に育てることができるかを創業計画書で判断するわけです。

独立起業は 副業 ≧ 本業 になってから

副業でも融資を受けて事業を拡大できる可能性があることは、ご理解いただけたと思います。
注意しなければならないのは、本業(サラリーマン)で十分な収入があるにもかかわらず、無理に副業での独立起業することはリスクがあるということです。

副業で創業融資を受けて事業を拡大し、借入返済を続けて実績を作り、副業だけでの収入で確実に生活できることがわかってからでも遅くはありません。