top of page

HOME >  創業計画書の書き方

創業計画書の書き方

創業計画書は所定のフォームでいいのか

ここでは日本政策金融公庫の創業計画書を例にご説明します。

公庫のホームページでは創業計画書の記入例について、〈洋風居酒屋〉〈美容室〉〈中古自動車販売業〉〈婦人服・子供服小売業〉〈ソフトウェア開発業〉〈内装工事業〉〈学習塾〉〈歯科診療所〉〈介護サービス〉等、業種別に記入例が公開されています。まずは、それらをご確認ください。

いかがですか?
A4サイズで何ページも資料を作成しなければならないと思っていた方は、 『これならイケる!』と思ったのではないでしょうか。
日本政策金融公庫の創業計画書はA3サイズ見開き1ページなので簡単そうに感じるかもしれませんが、ボリュームが少ない分、要点を絞り込んで相手(公庫の担当者)が理解しやすいように作成しなければなりません。

記入例のマネはダメです

先ほど説明した公庫のホームページにある記入例の中で〈洋風居酒屋〉がありますが、ここでの[創業の動機]を見てみますと・・・

『自分の店を持ちたいと思った』『ちょうど良いテナントが見つかった』『安く仕入れができるようになった』と書かれています。
確かにこれも動機一つではあるのでしょう。しかし、この創業計画書で数百万円の融資を受けようとしているのです。本当にこれだけで良いのかしっかりと見直し、真剣に考えて書き込むことが必要です。

最低限、記入項目は全部埋める

創業計画書の記入例には、『お手数ですが可能な範囲でご記入いただき、借入申込書に添えてご提出ください』と書かれていますが、これは『未記入など無いように全部埋めてくださいね』と読み替えるくらいに受け取るべきです。
未記入欄があるままで、創業計画書を提出してしまうよなことは、絶対に避けてください。
さらに、セールスポイントについては、詳細な資料、事業経験についてアピールしたければ職務経歴書、売上に季節変動があるなら月別の収支予定表など作成するべきでしょう。

 

面接の際に融資担当者から質問されて、緊張のあまりうまく説明できない方もいらっしゃると思います。そのときの為にも、一度自分自身が持つ強みや創業にかける熱い想いなど、自分の言葉でまとめておくのも非常に有効な方法ですね。

bottom of page